2011年7月6日水曜日

片岡鶴太郎

YAMADA電気さんから、DMがきた。まあ一応、会員なんで。

セールのお知らせ&片岡鶴太郎ペアグラスを来場記念にプレゼント・・。

片岡鶴太郎の絵・・。器用な人だと思うし、精力的に活動するのは、立派だと思うが、その絵柄が好きか嫌いかといえば、う~ん・・。そのために、ヤマダ電機にでかけよう・・とは思わないなぁ・・。

2011年6月27日月曜日

重要文化財 女神坐像 平安時代 9C 京都 松尾大社

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、かみさま のセクション。

重要文化財 女神坐像 平安時代 9C 京都 松尾大社

これの・・といっていいかどうかw

この 女神坐像 のもつ力は、また格別だ。背中もすごい。
なんだろね、こういう眼に見えないけど、力のあるなし・・ってのは。

2011年6月26日日曜日

国宝 彩絵檜扇 南北朝時代 14C 和歌山 熊野早速玉大社

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、かみさま のセクション。

国宝 彩絵檜扇 南北朝時代 14C 和歌山 熊野早速玉大社

和歌山 熊野早速玉大社のご神宝。
今、図録でみてても、ぞくぞくする。いいなぁ・・これ。

2011年6月14日火曜日

国宝 松椿蒔絵手箱 旧阿須賀神社古神宝 南北朝時代 14C 京都国立博物館 蔵

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、かみさま のセクション。

国宝 松椿蒔絵手箱 旧阿須賀神社古神宝 南北朝時代 14C 京都国立博物館 蔵

どうして、蒔絵の手箱が、この、かみさま のセクションにあるのか分からなかった。後日、図録を見て、展示の意図がわかった。

白洲正子の著書、椿の意匠の中で、「椿自体、信仰上の霊木でもあって」という一文がある。

ただな・・これ、やっぱ、道具だよな・明徳元年に奉納とあるけど、これを、かみさま・・というには、ちょっと、ほやけてしまう気がする。

2011年6月13日月曜日

白洲正子の展覧会

白洲正子の展覧会、2011年の世田谷美術館の企画展なんだが、今まで、世田谷美術館で行われてきた、青山次郎とかに比べて、何か、どことなく違和感を感じていたんだ。

なんというか、ひとつひとつ名品なんだけど、なんか、変w
そんな漠然たる想いを持っていたら・・。

とある美術館の学芸と、骨董屋さんであった。
白洲正子の展覧会、2011年の世田谷美術館の企画展の話が出て、その違和感が自分だけではなかったことがわかった。ああ、やっぱりそうなんだ・・。

2011年6月6日月曜日

神像残欠 個人像

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、かみさま のセクション。

神像残欠 個人蔵

神像残欠 としているが、面である。神像の最初は、面であった、申楽の発生と、神像と時を同じ頃にしているのは、偶然の一致ではないと、白洲正子は考察している。

僕には、まだわからない。残された残欠や、面、他の神像たちから、そんな声を聞き取ることはできない・。

2011年5月31日火曜日

僧形八幡神坐像 平安時代 鳥海青児 旧蔵 個人蔵

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、かみさま のセクション。

僧形八幡神坐像 平安時代 鳥海青児 旧蔵 個人蔵

鳥海青児(ちょうかい せいじ、1902年-1972年)は、神奈川県平塚市出身の洋画家。
茶を基調にした作品は、日本の油彩画の一典型ともいわれる。

鳥海青児の旧蔵と伝えられる僧形八幡神坐像も、民間、個人像の神像として、立派なもののひとつだろう。

2011年5月30日月曜日

重要文化財 女神坐像 平安時代 12C 滋賀 建部大社

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、かみさま のセクション。

滋賀の建部大社は、その前を、何度なく通過していた。だが境内に入り、参詣したことはない。

重要文化財 女神坐像 平安時代 12C。こんなものが、滋賀 建部大社にはあったのか。

神像は仏像と違い、渡来した借り物の造型でない、何かがある。何だかわからないけど、神像、かみさま としかいいようのないもの。

仏教伝来で、その前の信仰はどうなったのだろう。その流れが、ここに今も残っているようにも思える。

2011年5月27日金曜日

滋賀 大皇器神社 の面

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、かみさま のセクション。

滋賀 大皇器神社 の面が2つ。

翁と延命冠者。室町時代の面だが、白洲正子は木地師の作としている。
木の美しさ、木の不気味さ、木地師は真摯に向き合ったのだろうと言う。
かみさま のセクションに、滋賀 大皇器神社の翁と延命冠者の面。
神像も、この延長にあって、生み出されたものだろう・・と、白洲正子はしている。

無学な僕には、何ともコメントできないが、面や神像には、そうかな・・と思わせる同じような匂いはあると思う。

2011年5月26日木曜日

女神像 平安時代 白洲正子旧蔵 個人蔵

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、かみさま のセクション。

女神像 平安時代 白洲正子旧蔵 個人蔵

木造の神像に、白洲正子は特別な想いがあるように感じるのだ。
特別・・といったが、それら、彼女が注目する木造の神像は、どれも魅力的だ。

木に宿る神の力などを、ハッキリ感じ取れる特殊な能力などない凡人のオレだが、女神像 平安時代 白洲正子旧蔵 個人蔵は、何とも、好ましい。

2011年5月25日水曜日

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、自然信仰のセクション。

月というのは、日本人にとって、特別なものだったのだろうか。今回の世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会を見て、そんなことを思う。

秋野に月文様肩衣 江戸時代 茂山千五郎 氏 所蔵

狂言の肩衣というか、衣装全般、染物についての知識や興味がないので、なんともなんだが。

2011年5月24日火曜日

秋の月

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、自然信仰のセクション。

黒漆秋草蒔絵容器、室町時代、個人像

室町というけど、黒漆の感じは、もっと時代がありそうな強さがある。

白洲正子が、大沢の池に舟を浮かべて月を待ったとの話。
子供心に、阿弥陀様のようだ・・と思ったとのこと。

う~ん・・
やはり、白洲正子という方は、子供のときから、感性が・・w

おれは、そんな殊勝なことは、思ったことがないw

2011年5月23日月曜日

月と野

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、自然信仰のセクション。

武蔵野という単語には、郷愁を感じてしまう。まあ、産まれたのは東京の23区で、それでも、小学生の頃には、武蔵野という言葉に馴染みを感じていた。

武蔵野の路という、東京都が定めた道も歩いてはみた。



白洲正子のいう、地平線に没する満月。
まだそんな景色に出会ったことがない。どこか、そんなもの見れる場所、今でもあるんだろうか。

2011年5月22日日曜日

那智の滝

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、自然信仰のセクション。

那智の滝。

那智の滝を描いた作品は数々ある。絵を描く人々に深い感動を与えてきたのだろう。

いつか行きたい、那智の滝はそういう場所なのだが、いまだ、果たせていない。

白洲正子の文章では、「瀧に思う」「縁あって」「熊野詣」「私の古寺巡礼」

2011年5月19日木曜日

相模 大山

神奈川 霊山寺 宝城坊 薬師三尊 像

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、自然信仰のセクション。

神奈川 霊山寺 宝城坊 薬師三尊 像は、桂の鉈彫だ。

白洲正子の文章は、鉈彫は未完成と思われることもあるが、未完成などとは思えない静かなバランスと調和、セザンヌの絵の白い部分・・と表現した

普段は見れない秘仏である。

2011年5月18日水曜日

三上山 御神山

滋賀 御上神社 相撲人形

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、自然信仰のセクション。奈良の三輪山の次は、滋賀の三上山 御神山だ。
白洲正子は近江の地には、いろいろな著書で、思いや考察を寄せていた。日本海側からの文化や文明のルートの途上にあった、あるいは、滋賀、近江の地に勢力をもった。
滋賀の三上山 御神山は、奈良の三輪山に匹敵するとの意見を書かれている。
それは学問ではなく、風景が景色が、それを教えてくれる・・・なんてことを言い切って許されるのは、白洲正子だからこそ・・なんだが。

2011年5月17日火曜日

三輪山 奈良 大神神社 三輪山絵図

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、自然信仰のセクション。富士山の次は、奈良の三輪山だ。
山そのものが御神体で、願い出れば登らせてもらえるのだが、あまりいい加減な観光客姿で登るのは、なにやら気がひけて、未だ果たしていない。数度、麓までは行っているのだが。

2011年5月16日月曜日

富士山 富士図扇面絵

世田谷美術館 「白洲正子 神と仏、自然への祈り」 の展覧会、自然信仰というものの中で、白洲正子 の富士山についての想いは、特別なもののようだ。
「母なる富士」「白洲正子自伝」
御殿場の別荘に毎週のように行き、富士をみて育った。8歳までの経験で、根本的な性格が形作られる。うん・・でもね、そうだと言われてもね、いまさらどうしょもないんだけどさ。


さて、作品である。江戸時代の富士図扇面絵 軸装。
白洲正子 氏の骨董についての写真集で見たことがある気がする。旧蔵で、現在は個人蔵だそうだ。富士をテーマにした出品は、他にもあって力強いのだが、好き嫌いでいえば、やはりこいつだなw

2011年5月14日土曜日

白洲正子 神と仏、自然への祈り

白洲正子 神と仏、自然への祈り 会場限定 公式図録を世田谷美術館で買い求めた。2500円
白洲正子 神と仏、自然への祈り の展覧会は、世田谷美術館の他、滋賀県立美術館、愛媛県立美術館を回っている。

白洲正子 神と仏、自然への祈り の図録だが、解説や 白洲正子の文章を交える構成は、なかなかいいのだが、ここまで細かく分冊にする必要はあったのだろうか・・と素朴に思う。正直いって扱いにくいのだ。

やはり図録は、1.5センチ程度の厚みの、普通の図録であってくれるほうが、助かる。慣れの問題だろうけど、案外重要だ。図録は、今回だけの買い求める人のほうが少ないんだから。

2011年5月12日木曜日

世田谷美術館 傘立て

世田谷美術館 傘立
世田谷美術館の傘立。まあ、どうでもいいといえば、どうでもいいんだけど。
美術館って、建築としても、ある程度のクオリティが必要で、こんな細かいところのデザイナの感性が面白かったりする。

2011年5月11日水曜日

世田谷美術館 半旗

世田谷美術館 半旗
世田谷美術館の正面には、半旗。国旗と世田谷区の旗・・かな?
説明は何もないけれど、東北、東日本大震災の犠牲者を悼んで・・だと思う。

2011年5月10日火曜日

世田谷美術館、白洲正子 幟

世田谷美術館、白洲正子 幟
砧公園にあった世田谷美術館、白洲正子の企画展の幟。何だかな、これ。

2011年5月5日木曜日

世田谷美術館、白洲正子 看板 ポスター

世田谷美術館、白洲正子  看板 ポスター
砧公園にあった世田谷美術館、白洲正子の 看板というかポスターというか。
あんまり好きじゃないなぁ・・この看板のデザイン。

2011年5月4日水曜日

砧公園と世田谷美術館

砧公園 世田谷美術館 入口
世田谷美術館へのバスを降りれば、砧公園の入り口だ。
季節のいい時は、砧公園も、世田谷美術館に行くときの楽しみのひとつだ。

大事だと思うんだよ、美術館へのアプローチって。世田谷美術館はその面でも、恵まれているよなぁ。

2011年5月3日火曜日

世田谷美術館 用賀駅 バスの乗り場

世田谷美術館 用賀駅 バスの乗り場 エレベーター
世田谷美術館への用賀駅のバスの乗り場は、地下からのエレベーターの近く、1番乗り場だ。節電のご時世ではあるが、足の不自由な人もいるだろう。エスカレーターよりも、このエレベーターで、上がってくるのが、一番楽だろう。

2011年4月30日土曜日

世田谷美術館 用賀駅 バスに乗る

世田谷美術館 用賀駅 バス
世田谷美術館は、用賀駅からバスが1番乗り場から出ている。しかしまあ、歩いてもいいかな。15分-20分。歩きやすい遊歩道が、砧公園まで整備されているし、バスは遠回りするし。
そのあたりは、お好みで。

世田谷美術館 用賀駅 腹ごしらえ

用賀駅 とんかつ
世田谷美術館の白洲正子の企画展に行く前、まず用賀駅で、腹ごしらえ。展覧会、ことに、いい企画展は、見るほうもエネルギーが必要だ。

がっつりと、トンカツ。ロースカツ定食980円、ゴハン、味噌汁、キャベツは、お代わり自由だが、そんなに食べちゃいけない年ですw

写真の叔父さんは、たまたま、入ってしまった。代わりの写真ないし。顔見えないから、いいよね・・。

2011年4月29日金曜日

世田谷美術館、白洲正子 やっと行けた。

世田谷美術館、白洲正子の展覧会。やっと行けたあ。平日を選んで行ったのだが、それでも、けっこう賑わっている。こりゃあ5/8の展覧会の終了に向かって、連休は大変だろう。調整して、4/28に行って良かったぁ。

白洲正子という方の、目スジ、モノの見方が顕著に出ている展覧会だし、それよりも書き残した文章と、展示品との関連付けが、面白い。担当、企画された学芸の方々の力量に感服する。

しかし、どうして、世田谷・・なんて美術館で、こんないい展覧会ができるのかw
青山次郎の企画展もすごかったよなぁ。

世田谷美術館、恐るべしである。

2011年4月28日木曜日

世田谷美術館、白洲正子 4/28 晴れた!

世田谷美術館、白洲正子の展覧会。やったね、大雨通り過ぎ、いい天気。

2011年4月24日日曜日

世田谷美術館、白洲正子 4/28 に行く予定だが

世田谷美術館の白洲正子の展覧会 、4/28 に行く予定にしているのだが、今日、週間予報の天気予報で、4/28は雨らしい・・。

う~ん・・。
世田谷美術館の白洲正子の展覧会 のあと砧公園の散策も楽しみにしていたのだが・・。

2011年4月22日金曜日

沖縄美ら海水族館のTV

沖縄美ら海水族館のTV放送をやっていた。なかなか楽しそうだ。展覧会、美術館、博物館ではないけどもw
一時、仕事で、沖縄にはずいぶん飛んだ。ほとんど遊べなかったけどなw

沖縄は戦火で、骨董品らしい骨董品は残っていない。アンティークショップは観光客目当ての、どうしょうもない品物は扱っているけど。

まあ、自然の海や空が、一番の美だからな・・。

2011年4月19日火曜日

東京 アート アンティーク 日本橋京橋美術骨董まつりの案内

東京 アート アンティーク 日本橋京橋美術骨董まつり の案内が、届いた。
お世話になっている骨董屋さんからの手紙だ。
東京 アート アンティーク 日本橋京橋美術骨董まつり は、4/28-5/1 まで。
三越劇場では5/1に講演会があり、またこのエリア、美術館としては、東京国立近代美術館フィルムセンター、プリジストン美術館、三井記念美術館なんかもあるな。
日本橋三越では、本館6Fで、参加イベントもあるようだ。

ま、4/28には、世田谷美術館で白洲正子展を見てくる予定だが、それを見てきた後であれば、骨董屋に行っても、おかしなモノには、はまらないで済むだろうw

2011年4月18日月曜日

世田谷美術館、行ってきたK氏の話

某美術館のK氏が、世田谷美術館、白洲正子に行ってきたそうだ。期待通りの、ヨサとのこと。

やったね、楽しみ。

K氏いわく、「会場でさわがないように、コレが欲しいとか、だだコネチャだめデスヨ」

うむぅ・・。骨董バカと、ばれてるからなK氏には。てか、お前が引きこんだのだろうが!

2011年4月13日水曜日

世田谷美術館、家内と 4/28 に行く予定

世田谷美術館の白州正子の展覧会だが、家内と 4/28 に行く予定。
天気がよければ、砧公園も散策かな。

2011年4月12日火曜日

世田谷美術館、いついけるかな

世田谷美術館,いついけるかなぁ。
なかなか時間が作れないぞ。行くならなんとか平日に、落ち着いてみたいしな

2011年4月11日月曜日

今行きたい展覧会

今、一番行って見たい、展覧会は、「白洲正子 神と仏、自然への祈り」かな。世田谷美術館でやっている。5/8までだなぁ。連休前に行かないと混雑するだろう。

中近東文化センターの「美味しいコーヒーがやってきた 中近東、ヨーロッパ、そして日本」も、けっこう興味はある。ここの学芸さん、けっこう気合、入っているという話しだし

サントリーも開館50年か・・。
でも、六本木に移ってから、けっこう、がっかりすること多いんだよな・・。

2011年4月10日日曜日

最近、展覧会にもいけてない

最近、展覧会,美術館にもいけてない。なんというか、人生の変化があってw
それどころじゃなかったのだ。

しかし、美術を勉強する・・は、生涯のテーマでもあるよな・・。

そろそろ再開をしないと。

2007年11月22日木曜日

引越します。

Blog まとめます。

展覧会関係の記事も、移動= コピペしましたわ。

引越し先は、http://blog.livedoor.jp/terutakahashi/ で~す。
ここは、もう更新しませんが、しばらく残しておきます

2007年11月7日水曜日

11月は

今月は、出光の乾山、サントリーの鳥獣戯画・・かな。

2007年10月10日水曜日

開館30周年記念展 I 工芸館30年のあゆみ

2007/10/6-2007/12/2

東京国立近代美術館 工芸館

平山さんの展覧会で、東京国立近代美術館に行ったついで・・といえば、ついで。
東京国立近代美術館そのものも初めてだったので、この際ちゃんと見ておこうと。

建物も重要文化財だし。

美術館の常設の、現代アートのわけわからんものより、
ずっと、工芸のほうが落ち着いて見れる。(まあ趣味の問題ですけどね)

富本憲吉、黒田辰秋、志村ふくみ。

あーとあーと、というなよ若者。工芸だよ。用の美で、いいじゃん。

平山郁夫 祈りの旅路

2007/9/4-2007/10/21
国立近代美術館

Ikuo Hirayama: A Retrospective ― Pilgrimage for Peace

平山郁夫画伯。御高名はずっと前から。薬師寺とかも描いてらっしゃるし。
でも、実際の作品を、これだけまとめて通して、しっかり見るのは初めてのことだ。

好きな画家になりました。


第1章 仏陀への憧憬
第2章 玄奘三蔵の道と仏教東漸
第3章 シルクロード
第4章 平和への祈り

展覧会の構成としても、しっかりしていると思う。
なんというか、安心して、受身で、眺めていることができた。

2007年10月1日月曜日

フェルメール牛乳を注ぐ女とオランダ風俗画展

2007/9/26-12/17

国立新美術館

行って来ました。
モネの展覧会の時がすごくよかったので、けっこう期待してましたが、まあまあかな。

30数点しか存在が確認されていないフェルメールの作品だから、なかなか実物は国内で拝めない。
「牛乳を注ぐ女」は、よかったです。
けっこう、しっかり見れました。

他のオランダ風俗画は、まあ、オマケ・・かな。

国立新は、いつも六本木から行ってましたが、乃木坂直結だったこと、今更知りました。雨にぬれずに済むな。

2007年9月9日日曜日

京都五山禅の文化

2007/7/31-2007/9/9
東京国立博物館・平成館(上野公園)

書については、ほとんどわからないほうだが、つらつら見ていると、「これが好き」とか出てくるな。

79歳の時の坊さんの字がいい。
ぶっとい字も面白い。(ソバに置くにはうるさいが)

絵では、伝もっけいがあったが、いまいち。

10大弟子といわれる像が、とってもいい。

東博の企画展はいつものことながら消耗する。やはりすごい。
ソファーにしばらく倒れこんでいた。

こっちも最終日滑り込みだったが、金比羅よりずっとすいている。
内容は、こっちが上だと、俺は思うけどなあ。

来場者に坊さんらしい人をたくさんみかけた。

金刀比羅宮書院の美

2007/7/7-2007/9/9
東京藝術大学大学美術館

応挙、若冲など。

夏の間、体調が悪く、最終日に、やっと行くことができた。

金比羅さんという切り口からの企画展だが、応挙と若冲を並べて見せるのは、若冲にとって酷ではないだろうか。もちろん、好みの問題であることは承知している。

若冲単独で見ていれば、それなりに色使いや意匠に面白みを見出せる。しかし応挙とあると、いかにも軽薄、薄っぺらに見えてしまう。

印象に残っているのは、瀑布古松図(表書院 山水の間・上段の間)

2007年9月8日土曜日

体調不良・・夏バテで

8月は、夏ばてのせいか、体調不良。月2回ノルマ未達成。う~ん、9月にがんばらないと。とりあえず、明日9/9 は上野へ行く。

2007年8月24日金曜日

たいめいけん

家内が行ったことがないので、魯山人のついでに。

家内はタンポポオムライスを頼む。僕はハヤシライス。
普通のオムライスじゃ面白くない。
カレーじゃなく、ハヤシというのも、ポイント。デミグラ堪能。

高めですけどね、お休みの日の贅沢なランチとしては、ありですね。

日本橋で、下手なイタメシ屋いくよりずっといい。

北大路魯山人展

2007/8/14-2007/8/23
東京・日本橋三越本店 朝日新聞社主催
吉兆の所蔵品
800円

魯山人。タマニ骨董屋とかで、いいのはいいんだけどねえ・・。
ちょっと、力弱い展覧会だったなあ。

印象に残ったのは、灯篭かな。
あとの器、土モノは、乾山に似せても、乾山にはならない。備前も土がねえ・・。
磁気の吹きつけとかは、良かったな。

書や文字に、僕が造詣が深ければ、楽しめたのかな。悲しいかな、ほとんど、そっちは目が利かないので・・。

あ~なんか、大阪の湯木美術館、行きたくなった。

2007年7月27日金曜日

旅 国宝「一遍聖絵」から・・

三井記念美術館
前期 2007/7/14-2007/8/19
後期 2007/8/23-2007/9/30

いい展覧会だと思う。気合、入ってます。財閥、私立系の美術館では、ひさしぶりいいのが見れたって感じです。

1)小さな旅
根付や印籠。花見弁当。
まあ、普通かな。とびきりのモノはないけれど、趣味がいい。

2)茶道具取り合わせ
後鳥羽上皇の熊野懐紙と刷毛目の茶碗 芦の湖・・くらいかなあ。
茶碗は後の、小倉山のほうが、趣味はあう。

3)霊場と名所の旅へ
目玉は「一遍聖絵」でしょう。ただ絵画については、あまり目が利かないので・・。

4)イメージの旅へ 詩歌と文芸
呉器茶碗小倉山が一番印象に残った。もちろん、もっといいのあるんですけどね。好みの問題でして・・。

5)鳥の目の旅 上空からの視点
ここのは、面白い。けっこう長い時間見てしまった。

6)大日本五道中図から世界の海へ
文句なく、大日本五道中図が楽しめた。

これの800円は、十分納得できる価格。お勧めします!

2007年7月1日日曜日

青山次郎の眼


2007/6/9-2007/8/19
世田谷美術館

いやあ、いい展覧会だったあ。でも、あえて苦言も交えて書いてみる。

第1部 鑑賞陶器 中国古陶磁
 東博の横河コレクション、たしかに立派なんだおけどお。なんか、肌、可愛そうじゃない? 使ってやってよ。まあ、博物館に入れちゃったら、そうはいかんのだろうけどさ、とわかりつつボヤイてみる。

第2章 朝鮮考-李朝、朝鮮工芸
第3章 日本の骨董
 ここが一番、楽しめたな。徳利欲しい。
 こういう品は、個人蔵で、使ってやり続けて欲しいよな。
 いくつも持って飾るだけの、桐箱に入れてるだけの財閥なんかのえらいさんじゃなくて、好きな奴が大事に大事に使って使って、次の時代に向かって育ててやって。飾っておくだけじゃあ、だめだほ。
 う~高台が見たい。見たい。欲求不満。ガラスに乗せて鏡で何とかできんのか?>学芸
 しかし、高台が見えたら、きっと次は「触らせろ」になるんだろうな、俺は。

 ちきしょう、あれで、酒飲みたいぞ。個人蔵か、お友達になりたいぞ。
 
 あ、きっと今俺は、怪しい親父に見えているな。監視のボランティアさん大丈夫です、悪いことしません、ほんとです。

第4章 装幀家・青山二郎とその交流
 ん~、ここは、僕としては、ごめんなさい、です。
 悪いって言ってるんじゃなくて、僕の趣味とは違うって話。
 一番好きなもので、おなか一杯なんで、入りません ^^;;


今回の入館料1000円は、十分納得できるラインでした。

世田谷美術館は、時々、すごくいいのやるよなあ。
これからも頑張って欲しいです。

Cheese Cake Factory


世田谷美術館のついでに。

Cheese Cake Factory
文字通り、チーズケーキの専門店。用賀の本店.

家内と2人だったので、チーズケーキとレアチーズケーキを食べた。

家内がお土産に「チーズケーキバー」を購入すると、黙っていても家までの所要時間を聞いてくれ冷却材を入れてくれました。

アールグレーのアイスティー、個人的には、も少し濃いほうが好き。(まずくないですよ、念のため)