2007年6月26日火曜日

ほほえみの考古学展

古代オリエント博物館
2007/3/17-2007/7/1
10:00-16:30

古代オリエントから古代地中海、インド、東南アジア、中国、朝鮮、日本と、微笑を切り口とした展示。

企画した学芸員の思い入れや気持ちが伝わってくる良い企画だったと思う。

すべてではないが、出展されている像の多くは、いいものだった。

展示の仕方についてだが、眺めるには悪くないが、しっかり見ようと思うと、実に見にくい。
例えば仏像の頭部があったが、一番美しい角度は、やはり見上げるように見るところではないだろうか。展示ケースの高さを変えるのは困難だろうが、せめて手すりでもあれば、屈んでみることもしやすいのだが。

もう一点、展示の点数に対して、900円という値段が妥当か考慮願いたい。値段を下げるか、点数を増やすかしてほしいものだ。
スポンサードされている企業が麗々しく入り口に表示されていたが、もっと(金を)出してもらったらどうだろう、また、協賛しているカード会社も、がんばらないと反感かうぞ、と勝手なことを言っておく。

2007年6月18日月曜日

ネタ元

「行く展覧会とか、どこで情報を得るのですか?」
拙宅に遊びに来てくれた方から聞かれた。

メディアとしては、新聞かなあ。アトは、美術館に行って、チラシなりポスターを見て、メモをしておく。
ご意見箱などがある小さな美術館だと、一言でも書いて、住所とか残しておくと葉書がくる。
電車の中のポスターで見たこともあったなあ。

そんなに特別なことはしていない。目に入ったとき、メモしてるだけ・・。

2007年6月14日木曜日

いいものを見る

無趣味で30ぐらいまで生きてきて、ふとしたから古美術にはまった頃に聞いたこと。

眼を養うには、とにかくイイモノを見ることです。
悪いものを見ちゃいけない。

目利きのいろいろな人が、表現こそ違えど、同じことを言っている。

「いい風を感じにいくんだよ」
「いい空気があるんだよ」
「眼福」


心がけている。焦ってもしょうがない、時間をかけて、自分の中に、「これがいい」という物差を、作り上げようとしている。
美術館をノルマ(?)にしたのもそれも目的なんだが・・。でも、まあ、それでも、ハズレの展覧会もあるわなあ・・。

ヤン・アルチュス=ベルトラン写真展 空から見た地球

2007/6/1-2007/6/27
FUJIFILM SQUARE

六本木、東京ミッドタウンの1F。
時間があまり無く、駆け足で見ましたが、楽しめました。

フランス領ニューカレドニアの「マングローブ林にできたハート形」
アイスランドの「エルディー島のカツオドリのコロニー」
モーリタニアの「サハラ砂漠を行くラクダの隊商」
マダガスカル、マジュンカ地方「ベマラハのツインギー」
ケニアの「ナクル湖のペニイフラミンゴ」
アメリカの「イエローストーン国立公園の大間欠泉」

自然と人間の営み、あるいは人間の愚かさが生み出した現実を、見事に捉えていて、見ごたえありました。

これが、無料・・とは、マジ嬉しい。時間も11:00-20:00と、何かのついでにでも立ち寄れる。
目的が、きっと、富士フィルムの優秀さをアピールするためだからこそ、できることだと思いますけどね。

2007年6月9日土曜日

型染めを焼く 山路和夫展


2007/06-2007/07/08
芸文ギャラリー
郷土作家展188回

水戸の常陽芸文ホールにコンサートを聴きにいったついでに。

作品の写真はとれないので、芸文センターの壁の飾りを撮影。

山路和夫
S24 東京産まれ。
S48 笠間に窯を
H19 JR友部駅の障壁画